うさ犬歳時記

吹流し

吹流し
「江戸っ子は皐月の鯉の吹流し、口先許りではらわたぁ無し」なんてぇ 狂歌があったりしますが、素っ空缶の体中を五月の風が吹き抜けるようで、 なんとも爽やかな心持ちにさせてくれる云い回しです。 この歌に触発されたのやら、将又行…

日時計

日時計
うさ犬お兄ちゃんのほんまるが飛び疲れた時、 眼下に見下ろせる緑の絨毯の誘惑に勝てず着陸、 麗かな陽気にも誘われ思わず土手で居眠りの 春宵一刻値千金なればこれ以上無き贅沢するを、 春眠暁を覚えずとて、辺りも赤く染める夕焼け…

旅は道連れ

旅は道連れ
旅は道連れ世は情けと申しまして、 袖擦り合うも他生の縁とほんまると暫くご一緒したのは 誰あろう蒲公英の飛ばした綿毛でした。(2006/2/21)

アクセサリー

アクセサリー
本歳時記は作者が桜咲く季節が相応しかろうと思ったか、 うさ犬歳時記の第一作にてございます。 うさ犬お兄ちゃんのほんまるが逍遥するにヒラヒラと目の前に舞い散る花びらヒトヒラ、 上を見遣れば桜の樹が満開に、まるでやって来た春…