うさ犬歳時記 一月
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2003年1月31日
水仙
水仙の前世は己の美しさに思わず見入ってしまったと云うナルシス君にて、湖水に映った己に岡惚れ、堪らず遂には水に投じた己の命、その畔に咲いた一輪の花が水仙だそうで。 さてお話は現代、池に投影した己の姿に惚れてか、ほんまるに自惚れを覗き込ま…
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2003年1月29日
交通渋滞
新年を迎えてお空の散歩と洒落込んだほんまる大苦戦、お正月の空は混んでるんですよ、注意、注意。 奴凧に武者凧、立方体を連ねた変わり凧に…あれ、…ウパン凧?(2006/1/5) …
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2003年1月13日
書初め(未編)
今年も今年とて干支の主役とうさ犬ファミリーが協力して書初めです。 去年に引き続き尻尾を提供の馬君からバトンを受取った羊君が提供しているのは馬君の筆と同様必要欠くべからざる半紙ですけど、羊君より大変なのはスモモ姉ちゃんのようです。 今年…
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2003年1月1日
お揃い
干支の羊君が意気揚々と自分の年一年を闊歩すべくうさ犬兄弟を率いて行列の先頭を進みます。羊君のお尻から何やら毛が一本出ているようですが、それは後ろに繋がっています。どうやらうさ犬兄弟のセーターの素材に化けているようです。(2006/1…
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2002年1月20日
虎落笛
外は冷えても寒風に煽られ散り落ちた枯葉を放っておけないスモモお姉ちゃんが丹前で武装して竹箒でお掃除しています。 お掃除中聴こえて来たのは虎落笛? いえいえ、そうではありませんでした。正体は見上げる空を自由奔放に飛び回っていました。(…
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2002年1月12日
磔刑
今日も空を気ままに飛び回っていたほんまるもお正月ばかりは気を抜いていては管制官も居ない混雑の中に坊やの楽しみを奪ってしまったのも宜なるかな、こうなってしまった以上罪滅ぼしにも大空にはりつけにされるのもしょうがないと、坊やの操るま…