栞1
栞2
栞3
栞4

なかなかに読書家のスモモお姉ちゃんは、
今日はお行儀悪く寝転がって何やら耽読中に、
突然の来客か、将又家人にお買い物を云い付けられたか、
お呼びが掛れば参じねばならぬとて、
読み止しの書物を閉じて戻れば続きを求むるに厄介にても、
生憎と読書人の必需品なる栞も身近に用意なければ、
周囲に頭を二度、三度と巡らして、
気持ちも好さ気に鼻提灯を膨らませて傍らに転寝る、
うさ犬お兄ちゃんはほんまるがご自慢のうさ耳の、
無警戒に垂れ流して御座れば、有難や暫時お借り申し候とて、
閉じる件に挟み込み、無事に用事を果たして候。(2006/10/30)