狐の嫁入り

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蝉時雨の喧しさも夏本番と思えばこそ、 海へ山へと心を馳せて取敢えずは空気だけでも満喫せんとはスモモお姉ちゃん、 真っ赤なタンクトップにボトムはフラワームーブメント髣髴、ちょっとレトロなプリーツ・ミニ拵え、 腕を左右に大きく張り出して勢い良く吸い込もうとした其の時、 オデコに感じる一条の水滴は雨やらん、 さてはおこる叢雲、にわか雨、驟雨を辟けるに雨宿れる木々を物色の必要在りや無しやと 顎を反らして仰ぎ見る上空に入道雲は遥か遠く、 ぽたぽたとお行儀悪く舐め止しのアイスキャンディーからの滴りに外ならぬ、 落とし主のうさ犬お兄ちゃんほんまるが空中の謝罪に、 これも夏の御一興と思し召し赦免賜る、 アイスキャンディー時雨とは又新たなる夏の風物詩。(2006/8/15)

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